技術打ち合わせ段階から参加し、録音プランを設計。同録から当日中の整音・ダビング、データ納品までを一貫して担当しました
ショートムービーの制作に、音響デザインとして参加しました。
技術打ち合わせの段階からご一緒し、録音プランの立案、当日のスケジュール確認、別録り(ワイルドトラック)の要否判断までを事前に詰めた上で撮影本番を迎えています。
プリプロダクション:録音プランの設計
ロケーションの環境音、カメラワークと画角、演出上の芝居の距離感。これらを突き合わせながら、どのカットをどう録るかを事前に設計しました。ブームで狙うのか、ワイヤレスを仕込むのか、あるいは両方を回して編集時の選択肢を残すのか。色々な選択肢がある中で最良の提案をしていきます。
同時に、現場では録りきれない音——足音、衣擦れ、環境のアンビエンス——について、別録りが必要なカットを撮影前に洗い出し、香盤に組み込む必要があり、慎重な判断が事前に必要です。
音の判断を撮影当日に持ち越さないこと。これが準備段階での最大の目的でした。
また、撮影日同日にナレーション録音も実施を予定しておりましたので、それについても短時間で行う必要がありました。
演者の方への打ち合わせとマイクの選定などは事前に行い当日を迎えています。
プロダクション:撮影当日
事前に方針が共有できていたため、当日はテイクごとの微調整に集中できる進行となりました。各カットの録音方針は既に決まっており、現場での「この音、どうしますか」というやりとりが最小限で済んだことが、そのままスケジュール通りの進行につながっています。撮影の合間に、事前に洗い出しておいた別録り素材も並行して収録しました。
ポストプロダクション:整音・ダビング
収録したデータは当日中に整音作業へ。ナレーションのテイクを組み合わせてベストテイクを作成、ノイズ処理、レベルの整理、素材の紐づけを行った上でダビング作業に進み、そのままデータをお引き渡しして終了しています。撮影日と同日中に納品まで完了できたのも、事前に受け渡し形式とワークフローを確認していたためです。
結果
撮影当日はトラブル・撮り直しによる遅延なく、予定通りに終了。音は、現場で録れなかったものを後から足すことが最も難しい領域です。だからこそ、絵づくりの方向性が固まる段階で音声設計を同じテーブルに乗せておくことに意味があります。今回はその手順を踏めたことが、そのまま当日の余裕になりました。
| 実績日 | 2026.07.02 |
|---|---|
| カテゴリー | 音声・音響 |
| 担当範囲 | 音響デザイン/録音プラン設計(プリプロダクション)/ロケ録音・同録/別録り素材収録/整音・ダビング/データ納品 |