音声・音響

アンビエント収録|映像に厚みを足す環境音の設計・多チャンネル収録

/音響デザイン/アンビエント収録(テスト録音・マイクアレンジ設計・多チャンネル本番収録)/整音・データ納品

ロケーションの環境音を収録。事前のテスト録音でマイク配置と指向性を検証し、本番は多チャンネル構成で空間の情報量を確保しました。

アンビエント(環境音)収録のご依頼をいただき、実施しました。

環境音は「その場にあった音」ではない

環境音は、ただ現場にレコーダーを置けば録れるものではありません。どの位置に、どの向きで、どの距離でマイクを構えるか。それだけで、同じ場所の音がまったく別の質感になります。壁に挟まれた通路なら反射の付き方が変わり、階段の先から抜けてくる音がステレオ像の奥行きを作ります。

テスト録音による検証

本番に先立ち、ロケーションでテスト録音を行いました。写真はそのときの構成です。ショットガンマイクをステレオバーに角度を付けて構え、ウィンドジャマーで風のノイズを抑えた上で、フィールドレコーダーに直結。チャンネルは色分けしたケーブルで識別し、後段の整理を誤らない構成にしています。

実際に録って、聴いて、位置を変えて、また録る。この往復でしか、その場所に合ったマイクアレンジは決まりません。

本番:多チャンネルでの収録

検証結果を踏まえ、本番ではさらにチャンネル数を増やした構成でアンビエントを収録しました。狙いの音、空間の広がり、遠景の抜け。それぞれを別チャンネルで押さえておくことで、編集段階での選択肢が残ります。「あの音がもう少し欲しかった」を、後から言わせないための厚みです。

結果

映像に付加価値を与えるには十分すぎるほど、贅沢なアンビエントに仕上がりました。環境音は主役にはなりませんが、その厚みが画の説得力を左右します。予算と時間が許すなら、ここに手をかける価値は確実にあります。

実績日2026.05.30
カテゴリー音声・音響
担当範囲音響デザイン/アンビエント収録(テスト録音・マイクアレンジ設計・多チャンネル本番収録)/整音・データ納品

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