好評シリーズの第三弾。強風下の同録から、天ぷらの音、交通の中のクリアなセリフ、台本にない「声にならない声」まで。録音を担当しました。
シリーズが好評をいただき、今回で第三弾。ショートとはいえ、三作目ともなると撮影の内容は意外と盛りだくさんになってきています。
初日は風の強い一日でした。屋外の録音にとって風は大敵ですが、風防だけに頼るのではなく、風向きを読み、自分の体の入れ方でマイクを風から守る。それだけで、録れる音は随分変わります。整音も私が担当するので、多少のことは後から整えられます。それでも、「整音をしなくても成立する音」がダイレクトに録れることが一番いい。現場でどこまで録りきれるか、毎回そこにこだわっています。
二日目は、店内での撮影、小学校での撮影、外ロケと多岐にわたる一日。店内では天ぷらを揚げる美味しそうな音を。小学校では、車が絶えず通る道のそばで、クリアなセリフの収録を。そして屋外では、「!」のような、感情の"声にならない声"を録る——そんな一日でした。
映画は不思議なもので、こうした台本にもない、指示もない音が重なっていくことで、映像に厚みが出てきます。監督に提案をすることもあれば、こっそり差し込んだデータに気づいてもらえて、嬉しくなることも。
映画を作るのは、何回やっても、どの現場でも、つくづくチームで作り上げるものだなと感じます。
公開をお楽しみに。
| 実績日 | 2026.09.01 |
|---|---|
| カテゴリー | 音声・音響 |
| 担当範囲 | 録音・整音 |